家に大事にしていた簡易水冷がある
簡易水冷が家にあります。
Cooler Master MasterLiquid 240です、世界的には 2017年2月(日本国内では2017年後半~2018年頃)に発売された製品で、およそ 8〜9年前 になりますか?春まで現役でした。
この水冷はPCにトップ配置すると水冷が循環せずにCPU温度が100℃になってPCが落ちます。
なのでサイドフローに取り付けていましたが、youtubeをみたところ個人でもクーラントを補充できそうなので試してみました。
既にPCは空冷に交換してるため、この水冷は最悪壊れても問題ないという状況もあり、交換してみることに、しかし、ワンウェイネジを外す方法が見当たらないので、クーラント液を抜くだけにしました。とりあえず、長期放置してクーラント液が固着するような事態は避けられます。
用意するもの
家から使えそうなものを集めてきます。
- ウエス(ショップタオル): 拭き掃除が圧倒的に楽になります。
- シリンジ(注射器): 間違いなく必須工具です。水冷モーターは気泡が混じると循環できない構造のため、エア抜きが避けられません。今回は自宅にあった先端が内径4mm/外径6mmのものシリンジが転がってたので、コレを使います。
- モバイルバッテリー + PCファン用USBアダプター: 事前に動作チェックができます。水冷が「ジュルジュル」と鳴っていれば、クーラント液が足りていない証拠だと分かります。

水枕を分解してみたかった
水枕は三角形のネジとワンウェイネジで固定されており、ワンウェイネジがはずれないので肝心の部分が掃除できませんでした。

しかしこのままだと、ネジ穴から液が漏れてきたのでキチンともとに戻しましょう。

ラジエーターから液を抜く
ラジエーターには補充用のネジ穴があり「剥がしたら保証しないよ」というラベルと共に封じてありますが剥がします。

逆さまにしてもクーラント液は出てきませんでした、なので揺すったりラジエーターを回転させたりしてどうにか循環させてクーラント液を出します。

クーラント液は緑色で、プラ桶込で270グラムありました。
ここからクーラント液を捨てると118グラムなので差分から必要量が判明します、つまりクーラント液の補充量は152グラム以上あればよいはず。そんな半端な容量でしょうか?

クーラント液は下水に流してよいかわからんのでウエスに吸わせて燃えるゴミで捨てます。

洗浄する
桶に水を入れてシリンジで水を流し込みます。
シリンジを注入口に密着させて水を水冷システムに押し込みます。

当然、水冷システムは密室なので反発します、自転車のタイヤの空気入れと同じですね。
このとき、水は物理的にほとんど圧縮できませんが、空気は容易に圧縮できます、なので、押し込んでいるシリンジの手を緩めると、圧縮されていた空気が膨張して逆流し、注水口付近にあるシリンジ内へと真っ先に逃げ込もうとします、すると水と一緒に空気が吸い出される現象が起きます。

つまり、シリンジで水を少し押し込み、反発を利用して引く(空気を吸い出す)という動作を繰り返すことで、内部の気泡を効率よくシリンジ内に回収でき、原始的ながらエア抜きが実現します

練習もかねて2回くらいはやっておきましょう、1回目の水は薄く色が付いてるので、1回では全部のクラーラント液が抜けてないようです。

2回目の水入れでは279グラムとなぜか元々のクーラント液より多く入りました。
これがクーラント液の不足を証明してるなら、次回クーラント液を補充する作業は成功するはずです!

冒頭に写ってましたがクーラント液は購入済み。Cooler Masterの簡易水冷はまだまだ大切にできそうです。